私達ヘルパーは、生活援助の一環として、利用者様の家で食材を扱い、料理をお出しする事がありますが、食材を扱うとなると、やはり気をつけなければならないのが、食中毒。今回の研修は、食品事故を防ぐ為に食中毒についての研修を行い、知識を得る事としました。
今回以降の研修も、新型コロナウイルス感染防止の為、3密になる事を避ける為、動画を用いた研修となります。
食中毒となる発生原因は、全てを網羅するとなると数十種類にものぼりますが、今回はそのうち、発生する可能性があり得る、細菌性食中毒と、ウイルス性食中毒について学びました。
気温が高いこの時期は、食中毒の危険性が高まるため、ヘルパーも食材を扱うのに注意しなければいけません。食材の消費期限に気をつけ、まな板や包丁をこまめに洗浄する事により、食材の2次汚染を防ぎ、美味しく、安全な食事を、ご利用者様に提供したいと思います。
食品衛生学上における、食中毒の予防原則
①(食中毒菌を)つけない(汚染防止、洗浄、清潔)
②増やさない(増殖抑制、低温管理、迅速)
③殺す(殺菌、毒素破壊、十分な加熱)
以上3点の原則を常に念頭に置いて、調理をしていきたいと思います。